2017年3月31日 (金)

「自転車」

板場の仕入れスタイルはこんな感じ!

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丈夫で長持ち。ノスタルジックな「カゴ」!
頑固な「大将」の顔が想像できるってもんだ

でも、近年では、配達サービスが大進出!

「ドア・ツー・冷蔵庫」!!
お店の「合鍵」を預かる!
これ、お客様との「信頼」の証!!

スーパーマーケットや、郊外の料亭などは、
玄関=「お客様の入店口」とは別に
業者専用の「搬入口」があるので
配送車を横付け、安心して配達できる

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でも、複雑な路地に密集するビルの中や、地下の店
都会の「居酒屋」「小料理屋」「寿司屋」などは
「玄関」、兼、「搬入口」ってお店も少なくない
お客様とぶつからない時間帯に配達しなきゃね!

配達指定時間に立ちはだかるのは、
交通渋滞、一方通行、配送車の駐車場などなど

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鮮度が自慢の「魚屋家業」あれこれ待ってなんかいられない!
そこで、自転車部隊 大活躍!
ラッシュ時間も、一方通行も、狭い路地でも「へっちゃら」で
駐車禁止も気にせず、スピーディーな配達!なら、お任せあれ!!

都会の密集地になるほど早くてスムーズ!!

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都会に溶け込む、その姿!
「配達なう!!」ってね

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2017年3月30日 (木)

「抜く!」

愛知県の春の名産「アサリ」は激減!
「大アサリ」(ウチムラサキガイ)も激減!
「トリガイ」も少な目…
無い、無いづくしで始まった「春」だが
ここへきて、少しづつだが入荷するようになってきた

でも、絶対量が少ない事には、変わりない

少ない「貝」の中でも
「タイラギ」(タイラガイ)はそれなりに水揚げがあるようだ
タイラガイは、こんな形の貝

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殻を外して、「貝柱」を食べる!
ホタテと違って、独特の「歯ごたえ」がある

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縦に割るか、横にスライスするかで食感が変わり
塩焼きにすれば、「スルメ」のように
噛めば噛むほど「味」がでる

漁模様を、日間賀島の「潜水漁」の漁師に聞いてみた!

そこそこ居るけど、日に、ボンベ一本分の潜水漁に加え
「何枚抜けるか、決まりがある」ぞ!

なるほど、「貝」だから、何枚って数えるんだ!
でも「抜く」???
「拾う」じゃないんだ!!

そう!「抜く」!

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タイラガイは、海底でこんな形で
海底に刺さっている
これを、歯を抜く感じで「抜く」!!

なるほど!!
これも一種の「業界用語」だな!!

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2017年3月28日 (火)

知りたい情報にアクセス!!

ー 魚食普及ネットワーク ー

魚食普及ネットワークでは、三重の近海でのお魚の水揚げ状況や港の情報をはじめ、市場やお魚マイスターのうんちく、スーパー各店様への出荷情報を公開中!

日本のお魚をもっと食べていただけるように様々な角度から情報を公開していきたいと思います。


お買い得情報
スーパー各店様に水揚げされたお魚を出荷した時にお知らせ!

近日中のお買い得情報の先取り?!

水揚げ風景

深夜から早朝にかけて漁師さんが漁をしてその日の朝に水揚げされたお魚を紹介!

天候や季節によって捕れる魚も変わります。たまにとんでもないお魚に出会えるかも・・・

お魚マイスターの独り言
「おさかなマイスター」というお魚博士が滅多に見れない市場の中の状況や、お魚のうんちく、仕入れの状況等プロの目線で情報公開中!!

普段は見る事の出来ない市場内の写真も公開してます!

※ 現在は「おさかなかたりべ 水産市場のこだわり」と統合しております。

おさかなかたりべ 水産市場のこだわり

さかなのこだわりを紹介しちゃいます!

同じ魚でも産地が変わるとどうなの?

この魚って何が良いの?

何気なく目にするお魚のあれこれを「こだわって」紹介します!

お魚日記

漁港の方々の思いや、海をとおして感じた事など公開して行きます。

「現地の声」をお聞きください。

尾鷲朝市コーナー

毎月行われる尾鷲朝市の模様をお伝えして行きます。

港の漁師さん達が直接お客様にお魚の良さを伝えながら、昔ながらのにぎやかな光景をお届けいたします。

魚食普及ネットワーク協力会社

光洋水産株式会社

丸清北村商店

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2017年3月28日 (火)

「トビイカ」

「トビイカ」があるぞ!
2〜3匹、試食してみろよ!
とは、いつもごひいきにあずかる仲卸の社長さん
さすが、情報が早い。

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不漁が続くスルメイカの代わりに
新たな加工原料として期待されている
水産業界で、今、一番注目されているイカだ


危険が迫ると
目と胴体の間から海水を吸い込み
それを勢いよく噴射して、海上に飛び上がり
大きなヒレを翼代わりに、数十メートル滑空する
文字どおりの「飛びイカ」


その昔、沖縄では、この「トビイカ」の多い少ないで
ソデイカの漁模様を占ったものだ。
漁の最盛期は9月10月。
たしか沖縄・糸満では「ヒンガーイカ」って呼んでたよな。
そんな記憶がよみがえる。

沖縄地方限定の「郷土料理」だと思っていたが
今や、それにも手を付ける時代になったか…

見た感じは、スルメイカと言うより、小型の「ムラサキイカ」!
胴体と足は「三点止め」になっているので
スルメイカの「1点止め」と違って、簡単に壷抜きできないぞ。

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甘みに欠け、やや硬いが、
茹でて、切って盛り付ければ、身も厚く
特別なお魚ファンを除けば、これはこれで、十分いける!!

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近い将来、スルメイカにとって代わる
加工原料になるかもね

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2017年3月27日 (月)

水揚げ

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最近  紀州地方にブリの大漁が続いていましたが、尾鷲港に入船する梶賀大敷に久しぶりの大漁800本で少し少なめでしたがこの漁をきっかけに頑張って欲しいですね。

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2017年3月27日 (月)

「アンケート」

2月に行った東海小学校への出前授業
2か月後のアンケートがおもしろい

「お魚学習会に参加し、
以前に比べ家で魚料理を食べる回数は増えましたか?」
との質問に5年・6年生71名中21名が増えたと回答している。



その理由として、家庭で、魚の良い所を話した。
学習会後マグロの刺身を食べたら美味いと思った。
小魚を食べると背が伸びる。
など、出前授業の成果とも思える回答があった。



一方、以前と変わらないと回答した50名は、
母親に出前授業の事を話したが、食べる回数は変わらない。
母親が作るのが面倒臭いと言った。
値段が高いし、あまり買わない。
魚は嫌いだが給食では美味しく食べている。
もともと魚をあまり食べない。
などと回答し、
調理をする母親の影響が強く出る結果になっている。



この小学校は3割が、ブラジルなどからの外国人。
もともと、ブラジルには魚を食べる習慣が無いので
1回や2回 魚の学習会を開いたところが、
食習慣は簡単には変わらないハズ。
とすれば、残った7割の日本人小学生の内半数近くが
学習会後に、魚を食べる機会が増えたことになり、
魚食普及活動の成果ともとれる結果になった

中には、魚を食べる回数が変わらない理由に
習い事や寒い日が続いているからあまり食べられない!
という「珍解答」もあった
ある意味、気合を入れないと魚料理はできないのかな!!

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2017年3月25日 (土)

「技!」

お待たせしました!!

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海の「桜」のひとつ
「桜エビ」が初入荷した
サクラエビの町として有名な「由比」の産だ

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これで、サクラマス、サクラエビ、サクラダイなど
「海の桜」が満開かと思いきや、
由比港漁協青年部のツイッタ—を見ると
「桜エビの春漁ですが、魚体が小さいため4月1日まで
休漁になりました。4月2日より再開しますので
よろしくお願いいたします」とある

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現代の情報は「早い」
今朝、購入した仲卸は、当然、自衛策を講じる
多めに買って、明日からの「入荷ゼロ」に備えるわけだ!!

で、必要になるのが、この職人技!
エビの鮮度感のバロメーター「赤色」が酸化して真っ黒にならないよう
ひとパックづつビニール袋に入れ、酸素を抜く。
品質劣化を防ぐ、昔から市場に伝わるテクノロジーだ!

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で、活躍するのが、電気が無い現場でも、狭いスペースでも
場所を選ばず稼働する優れもの!
全自動「脱気マシーン」

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そうそう!必死で吸え!!
素早く、作って、保冷に務めろ!
「チンタラ」してちゃ、鮮度が落ちる!!!

「クラクラ」するのが、唯一の欠点だが
水産市場に伝わる「伝統職人芸」のひとつだ!

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2017年3月24日 (金)

「春の味」

お待たせしました!!
禁漁の愛知県、不漁の瀬戸内産が重なり
入荷が無かった、春の魚「コウナゴ」

担当者は、全身全霊をあげて、集荷に務め
やっと昨日、今季最高の入荷4.5㌧、
本日、3.5㌧を集荷した






産地は大分・別府湾と福島沖

どれどれ!
大分産は「でかい」ナ。
福島産のほうが手ごろのサイズだぞ。
どちらも、チョイと摘まんで、味見、味見!!



「あ~ぁ!」これこれっ!
思わず声が出る!

伊勢湾の芳醇な味とは違っても
「春の味」がするコウナゴだ!!

春の定点チェック!
「コウナゴ」釜揚げ・ここにあり!
お店で見かけたら、チェックしてみよう!!

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2017年3月23日 (木)

「スマート」

「魚食系」は繊細かつ大胆!!だからカッコいい!!
魚食系男子は「侍」のイメージ
魚食系女子なら、もちろん「大和撫子」ってとこだ。

和食の人気メニューは?と聞かれれば
刺身、寿司、…と答える人が多い

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今さらだけど、刺身のカッコいい食べ方は…
それは、「和食のマナー」とかぶる

基本的にどう食べたって、食べる人の自由だけど
でも、どうせ食べるんだったら「かっこよく」振る舞いたいだろ!
ってことで、初級編(香辛野菜その1)

刺身をじっくり眺めてみよう
刺身の他、季節を彩る「ツマ」や「香辛野菜」と
その配置に注目

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花穂ジソは「春」のしるし

Photo

チョイと摘まんで手の平で「パンッ」
香りが出てきたところで、
箸でしごいて「のぞき」=しょう油皿へパラパラと入れる
まず、味の淡白な物から、食べ始め
脂ののったものへと食べ進む

このしぐさを見かけたら
「おぬし、できるな!」ってことになる

魚を味わい、季節を味わう
魚だけじゃなく、香辛野菜にも注目!!

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2017年3月22日 (水)

「順番」

まちじゅう食べる水族館プロジェクト
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蒲郡名物の「蒲郡メヒカリ」
「深海魚で目が大きく、光る」
でもって「白身で淡白。脂がのっている」
一見、名物をアピールしているかのように見える、この言葉、
実は、一方的な情報発信。売る側からの「片道切符」なのかも。

情報は、「伝える」のが目的ではなく「伝わる」のが目的!
エンドユーザーである「消費者」に伝わらなければ意味が無い
「メヒカリ」なんて
見たことも聞いた事もない消費者が知りたいことって何だろう!!
ちょっと考えてみよう!

早い話、何だ?…
「うまい魚があるよ!」「食べに来ないか?!」が一番目。
次に「白身で淡白。なのに脂たっぷり、
骨や尾ヒレまで食べれるガッツリ系」
したがって、DHAやカルシウムを多く摂取できるすぐれもの
で、名前は「蒲郡メヒカリ」深海魚!
愛知県では唯一 蒲郡に深海底引きの基地がある

沼津、延岡、尾鷲、いわきでも名物だが、蒲郡は「別品」!

例えば
蒲郡のトレードマークはこんなふう
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福島県いわき市の「市の魚」=メヒカリのトレードマークは、
これ!
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同じメヒカリでも違うでしょ!!って、感じかナ。

ってことは、誰に向けた情報かで、
伝える情報の順番が入れ替わるってこと!
たかが順番。されど「順番」!!ここ重要!

水産市場定点チェック
気になる市場の桜。今朝はこんな感じ!
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2017年3月21日 (火)

「旨いモノ」

今、おすすめの旨いもん!何だ?
そんなふうに聞かれると答えに困る!
だって、あれも、これも、それも、美味い!春だから…

ところが、「中でも一番は?」
って、リポーターは聞きたがる。

そんな時は、「地元の物」で答えるのが良い
そうだね「三河のトリガイ」かな!



「トリガイ」→「鳥貝」
貝殻から伸びる黒い足が鳥のくちばしに見える



ハマグリ(蛤)、アサリ(浅蜊)、シジミ(蜆)など
漢字で書く時、「虫」が付く事の多い「貝類」にあって
虫が付かない貝のひとつ
ってことは、中国由来の「漢字」じゃなく、日本で命名されたのかな?



古代中国では、動物と植物以外の生き物は、すべて「虫」と
考えられていたそうな…
だから、クモ→「蜘蛛」、トカゲ→「蜥蜴」などなど、「虫」が付く

そんな、特殊な貝の「トリガイ」
去年、三河産は豊漁だったので、二年続けて豊漁は望めないかも…ネ





でも、美味いぞ~!!

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2017年3月18日 (土)

「緊急指令!」

緊急指令 発令!!

全国の水産市場、および、輸入業者は
本年3月7日以降に漁獲された韓国産太平洋クロマグロを
取り扱わないように!!
これは、水産庁長官からのお達しだ!!



太平洋のクロマグロの年間漁獲上限については
中西部太平洋まぐろ類委員会 = WCPFC の保存管理措置によって
定められている。

今年の韓国の年間漁獲上限は671㌧。
韓国政府は、本年1月から3月6日までの漁獲実績が
713㌧との確認及び報告を受け、
関係業界に、漁獲禁止及び委託販売禁止を命令した

我が国は、韓国で漁獲される太平洋クロマグロのほとんどを輸入・消費している
漁獲禁止は韓国側の責任だが、輸入国としての対応をしていく必要がある

そこで、長官からの指示に繋がったワケだ!

一般的に、水産市場では、卸売市場法によって
「正当な理由なく受諾を拒否することを禁じる」としていて
委託販売の申し出を拒否することはできないが
今回は、「行政当局の指示もしくは命令」に該当するため
「韓国産はダメよ!」ということになる

食べながら守る! 水産物も「資源」だからね!!
ここ、重要なところ!!!

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2017年3月17日 (金)

「食べ過ぎ注意!」

近年、名古屋の市場でも、深海魚の入荷がある
そりゃ、そうだろ!
県内、蒲郡には「深海」と呼ばれる、「沖合底引き」の基地があるからな
今まで流通していなかったのが不思議なくらいだ

で、今朝は、これ!
ハダカイワシ!!!



アンコウが「口から戻したような姿」!!
はたまた、ブリの胃袋から出てきたような、その姿に
驚く「バイヤー」も少なくない
でも、ある意味、それが分かれば、全くの素人ではない。
調理経験があるっていう証拠だ!



イワシの仲間じゃないけど、良く似た姿から「イワシ」の名前が付いている
「ヤケド」とか「ストリップ」なんて呼ぶ地域もあるナ
ホタルイカ同様の使用目的で、下向きに「発光器」が付いている



一見、ウロコがとれて、弱弱しい皮肌に見えるが
これで、しっかりした皮が付いているため、身崩れしない



「イワシ」をイメージして煮付ける人がいるが
お勧めできない!!
サッと「ひと塩」してから「干す」
やっぱり焼いて食べないと!!

脂がのって「超美味い」
でも食べ過ぎ注意!!
ハダカイワシの脂は、人が消化できないワックス系
食べすぎると、あなたにその気が無くても、お尻から魚の脂が漏れ出すぞ!!

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2017年3月16日 (木)

「春」

「水ぬるむ春」を実感するように
アジの稚魚→「豆アジ」が出回っている
「ジンタン」と呼ぶ地域もあるナ

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この位のサイズだと「南蛮漬け」が食いたくなるなぁ!
美味そうだ!!

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魚を見て料理の完成形まで思い浮かべば、
立派な、お魚「ファン」!!
っていうか、そうでなくっちゃ、いけません!!

この手の「豆アジ」の下処理には道具は要らない!
親からもらった二本の手があれば十分!!

料理の画像をよく見てもらいたい。
独特の処理が施され、独特な形をしているでしょ!

食べる時気になる、「硬い所、苦い内臓類」などを
瞬時に除去する、「技」がある

頭をつまんで、エラぶたを開け
エラの付け根から指で摘まんで、エラ、胸鰭、腹ビレ、肋骨、内臓を
お尻の穴まで一気に剥ぎ取る
ただそれだけ!

こんな感じ

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いたって簡単!
ネ!完成形が、独特の形になったでしょ!
この形に「技」あり!!ってとこです!ネ

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2017年3月14日 (火)

「定点チェック!2017」

「ほらなっ!!お前たちが指導すれば、食文化は守られる!」
とは、毎度おなじみ、魚屋の頑固オヤジ!
今朝はニコニコ機嫌がいいぞ!!
担当者がチョイと連絡すれば、ほれ!このとおり!
「左頭」にそろえての入荷だ!!
「この気の使い方が消費者にも伝わればなぁ〜」とは、市場関係者!

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でもって、今朝は「三陸の養殖銀ザケ」の初入荷!
で、市場のサクラは
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こんな感じ! どちらも定点チェック項目だ。

チリ産の養殖銀ザケの値段がしっかりしているので
国産もそれに続いて「しっかり」からスタートになるとの予想、的中だ
銀ザケは暖かい水を嫌う魚
これから夏までには全部出荷してしまう1年魚の「養殖魚」
お値打ちな「鮭鱒類」(けいそん類)として馴染みがある

ところがこの魚、別の意味で新人の魚屋を悩ませる!
それは、「銀ザケ」と
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「サクラマス」の

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見分け方!!

どっちも旬を迎えているが、今日からは両方出回るぞ!!

違いは、脂ビレの大小、尻ビレの形、尾ヒレの付け根、エラぶたの形など
あれこれ言うが、薄暗い早朝、一瞬で見分けるコツは??

水産市場では、こう教える!!
口に指を突っ込んでみな!
ケガをするような鋭いキバを持っているのが「サクラマス」
養殖銀ザケの歯はそこまで鋭くない!!
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2017年3月13日 (月)

「吠える!」

魚屋の頑固おやじが朝から「吠える」

「これで良いと思うのか?!」
オヤジが指差した鮮魚の箱をよく見てもらいたい!
活けジメのアイナメだ

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鮮度抜群のアイナメ。活けジメ仕立てだが…
おっと!よく見ると、シメ方が左右半分づつ入っている

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すなわち、魚体の右側に包丁が入って脊髄を切断したものと
逆に、魚体の左側に包丁が入ったものが一箱に混在している

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これじゃあ、盛り付けた時に、傷跡が見えちまう魚が混ざるので
半分は「尾頭付」で使えない!というわけだ

確かに、市場で箱に入った段階では、左右対称で、見栄えも良いが
皿に乗って食べる時には逆になる
でも、まず、市場で買ってもらえなければ、食卓には並ばない
ん〜!このジレンマが、食文化に変化をもたらすんだな…

和食文化、特に「作法」では「左利きを考えていない」
魚は常に「左頭」で皿に乗せられる
「海・背、川・腹」と言って
海の魚は、左頭で背中が上に、
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川魚は、左頭で、腹が上になるように盛り付けられるのが基本
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だから、尾頭付きの場合は、海の魚と、川の魚で
「シメ方が逆になるぞ」って教わったのを思い出した

どーでも良い事かもしれないが、和食の基本!
基本を学べ!って、オヤジが吠えるのもよく分かる!!

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2017年3月10日 (金)

「首折れ」

今朝は、満月が近いので、時化模様なのか
入荷が少ない金曜日だった

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おっと!10尾で4.5キロってことは450gサイズか…
「一昔前には売れなかったサイズだよな」
とは、バブルを経験したベテランの魚屋!おなじみの「頑固オヤジ」

独特の「首折れ」スタイルの活け〆処理は、山口県萩の産!
磯魚の代表、イサキの入荷が始まった
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焼き物、煮物のサイズは200gがベストと言われ
ジャンケンの「パー」を見せ、「こんなサイズが良いんだ」って
教えた時代は、今はもう昔!
今では「何でもアリ」の時代になった
確かに、大量消費より個性の時代だもんな

かつてはひな祭りのお供えとして欠かせない「ハマグリ」ですら
アサリの方が「食いつき」が良かったっていう量販店もある
夫婦和合の証の「ハマグリ」も
あっさり、「アサリ」に移行してしまう時代になったのだから
一尾付けの「尾頭付」って
「おかず」から「嗜好品」になっても不思議じゃないよな!

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2017年3月 9日 (木)

「高位・低位?」

今朝の入荷は活ヒラメとマスの入荷が一気に増えた。
中でも「マス」は
この時期出回る「サクラマス」!季節限定品だ。




水産市場では、サケ類とマス類を
「鮭・鱒」(ケイソン)と呼んで一つの「くくり」にしている

で、画像をよく見て欲しい!



注目するのは、「胸ビレ」と「腹ビレ」の位置。
マスの「胸ビレ」はエラぶたの下の方に付いていて
「腹ビレ」は尻ビレ近くに大きく後退している

一方、標準的な魚=アジの「ヒレ」を見ると
胸ビレの、ほぼ真下に腹ビレがある




輪切りにするとこんな感じ!




図をよく見て!!
一般的に、低位群の魚には、へんてこな所にピンボーン(骨)
があることで知られているんだ

ってことは、食べる時、意外な所に骨がある、低位群の魚は
胸ビレと尻ビレの位置関係を見れば
食べる前から想像がつく!!だろっ!!

それさえ分かれば、宝探しのように骨を見つけて
外すだけで美味しく食べられる!!
もちろん、例外もあるけどね!

これらを「言葉」に出して伝える。たったこれだけでも
立派な「食育」の一部ってことだョ

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2017年3月 7日 (火)

「身投げ?」

2017年 富山湾のホタルイカ漁が始まって1週間が過ぎた
今年は、大不漁だった昨年よりは多そうだが
過去10年間の平均漁獲の70%に留まるという予想が出されている



またしても海水温度の上昇が原因か?

ホタルイカは深海魚。春、日本海で多く漁獲される。
加えて水産市場で取り扱うもっとも小さなイカだ!

富山湾では、産卵のために浅瀬に浮かび上がってくるところを
定置網で漁獲する。
富山湾は「あいがめ」と呼ばれ、岸から急に深くなっている為
漁獲の為に遠い沖まで出なくてもよい。

産卵の時期を迎えると深海から浮かび上がり
大量に海岸へと押し寄せる。
やがて力尽きて浜に打ち上げられる様子を
「ホタルイカの身投げ」と呼ぶ!




岸に打ち上げられる
「身投げ」ねぇ

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2017年3月 6日 (月)

「伊勢湾・三河湾」

2017年 伊勢湾・三河湾に異常あり!!



愛知県では、平成24年2月に季節を代表する
「あいち四季の魚」を季節ごとに2種類を選定して
伊勢湾・三河湾の豊かな海の恵みを受けた水産物のPRをしている

その中で「春」の水産物は
「アサリ」と「コウナゴ」







ところが、今年の県産のアサリは「壊滅的」に少ない
市場流通も数えるほどしか流通していない
って言うか、不漁も不漁。大不漁!だ。

加えて「コウナゴ」は昨年に引き続き「禁漁」になった
早い話、2年連続で漁に出ない!
出ても取れない!!コウナゴがいないのだ。

思えば、アサリは4年ほど前から急に減ってきた
コウナゴは昨年急にいなくなり、結果的に「禁漁」になった
原因は、温暖化?エサが無くなった?冬の嵐?
色々な要素が複雑に重なった結果だろうか?

いずれにしても
愛知県指定、春の水産物が二つとも同時に姿を消した!!

まさに緊急事態!
何の予兆だろう!!!

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2017年3月 4日 (土)

「合格祈願」

昨日、名古屋市立の中学校では一斉に卒業式が行われた
おめでたいムードとうらはらに
公立高校の入試を控え、受験生はナーバスになっている
そりゃそうだろ!
これからしばらくの間は、中学生でも、高校生でもないわけだから!

受験生を応援する水産物と言えば
「タコ」

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タコに含まれる「タウリン」が脳の疲労や、目の疲労に効く!
それよりも言葉に含まれる「言霊」が力を呼び起こす!!
「タコ」を英語で言うと「オクトパス」
そう!テーブルに「置くと、パス!」
この話は以前したので記憶にあるかな…

今回は「アサリ」

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「アサリ」も「タウリン」が含まれるため
各種疲労回復の効果が期待できる

アサリの味噌汁を飲んで、「あっさり、合格!」ってね!
全国の受験生!ファイト!!
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2017年3月 3日 (金)

「10円」

今日は「ひな祭り」
水産市場も、「際物商戦の最終日」だった

ここにきて、海の中が急に「春めいた」のか、海水温度が上がったのか
磯魚類が一気に増えて、扱う種類が増えてきた

中でもメバルが増えた

一昔前なら「10円メバル」と言って
「目玉」の大きさが10円玉位のメバルが良いとされた

ちょうどこんな感じ


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メバルは煮つけにすると、鮮度によって食感が変わる
活きていれば、「フワフワ」
しばらくすると「身離れが良く、コロコロ」
鮮度が落ちると「ベチャベチャ」

「フワフワ」を知っている人は
「釣」をする人か、よほどのお魚「ツウ」に限られる

春…「フワフワ」なメバルの煮つけが食いたくなる季節になった

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2017年3月 2日 (木)

「水ぬるむ」

3月に入って急に魚が増えた感じ
海水温度が上がったんだろうか?

まるで、魚が冬眠から目覚めたかのようだ
入荷は増えたが、あいにく今日は「ひな祭り前日」
量販店の「店づくり」は「ひな祭り」

目新しい魚を売ってる余裕が無い
「際物」(きわもの)とよばれる
イベント計画販売でいっぱい・いっぱいだ

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水産市場では、ホント!荷動きが悪かったナ

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2017年3月 1日 (水)

「シミュレーション」

おさかなマイスター協会からの情報だ



水産研究・教育機構は、「温暖化による水温の変化や
動物プランクトンの量の変化などが、
サンマの成長や回遊にどのような影響を与えるのか
シミュレーション」を行った(市川・奥西, 2016)。

その結果、サンマは温暖化による餌不足と高水温で、
小型化する可能性が高いこと、
また水温が高くなると、南への回遊経路が影響を受けて、
現在よりも岸から離れた沖合を通ることが予想された。

やっぱり!!

ってことは、今年のサンマも、少なくて小さいのか!!

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