2017年4月14日 (金)

「アラのアラ」

子供の質問に、簡潔に答え、教えるのは難しい!
「魚」を使った食育教室・調理実習でのこと。

「アラ」って何ですか?
「カマ」って何ですか?

そうか、そこを聞くんだ…?

魚の「おろし身」を取った後に残る、
頭、骨、鰓(エラ)やヒレ、それらに付着した身
全部ひっくるめて「アラ」と呼ぶんだよ!

「アラ」の中で
特に、頭の部分を料理にすると「カブト」と呼ぶな。
※侍(サムライ)の「鎧兜」の「兜(カブト)」が由来だよ

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それから
エラの下、胸鰭の付いているところを「カマ」と呼ぶよ
特に脂がのっておいしい部分だョ。

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※農機具の「鎌」の形に似ている事が由来だよ。
あっ、それも説明しないと分かんないか…?

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農機具の「鎌」はこんな形で、草などを刈り取る道具だよ

で、内臓全体を「腸(ワタ)」
って呼んだりしてるな。

一部の例外を除いて、ウロコ、エラ、ワタ、ヒレは
「食べられない」と覚えておこうね。

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例外といえば、サメの「ヒレ」は「フカヒレ」の原料。
だから、「アラ」とは呼ばないんだね〜

美味しく食べる「アラ」と
もう、食べられない「アラ」とがあるけど
どっちも「アラ」って言うね!

もう食べられない「アラ」も
魚粉を作る、大切な「原料」になるので、ゴミじゃないよ!
水産物は、地球の恵み。捨てるところは無いんだよ!

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それから「アラ」って名前の魚もいるよ!

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いろんな「アラ」があって、おもしろいね!
分かった〜?

じゃあ「アラのアラ」もあるってこと?
そ、そうだね…
さてさて、少しは伝わったかな?

アラの定義
「良い部分を大体とってしまった残り」
まだ身の付いている骨や頭や臓物を「粗骨(アラボネ)」という
そこから転じて「粗(アラ)」という
ってことは「人の粗(アラ)さがし」とは
「良い所を大体とってしまった残り」の部分を探すこと
すなわち、捨てる部分ではなく、何かの原料になる部分…
ってことか…

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