2017年5月12日 (金)

「液体」 

春の大潮のときに、潮流などの影響で水圧が急に減少し
浮き袋の調整ができなくなって
海面にプカプカ浮き上がる。
これを「浮き鯛」という。

高い水圧がかかった深い海から
短時間で気圧の低い海面に一気に釣り上げられても
「目ん玉」が飛び出したり、「浮き袋」が口から飛び出す。
これも「浮き鯛になる」って言うな。

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どーでもいい話だけど、少しお勉強しておこうか!
水中では、10m潜るたびに1気圧増す。「水圧」ってやつだ。
「増す」って言うのがキーワードだよ。
10m潜れば、地上の1気圧+水圧1気圧で2気圧になる。
つまり、2倍の圧力がかかるって寸法だ。

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200㍍~300㍍の深海から一気に釣り上げるキンメ釣りは
名古屋駅JRセントラルタワーや東京都庁ビルの屋上から
地面に向かって釣りをしているようなもの。
けっこう深いぜ!

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20気圧~30気圧を短時間に1気圧にすれば
わずかな気体も一気に膨れ上がる。当たり前の話だな

「キンメ」深海魚。200㍍~300㍍の深海に生息する
でも、目ん玉飛び出したキンメって見たことある?
無いだろ?! キンメは「浮き鯛」にはならないからさ!
なぜか?

そんなの簡単!
浮き袋や目の裏に気体があって
それが、膨張するから、浮鯛になるんだろっ!
じゃあ、気体が無ければ、膨張しなくて済むわけだ!!
だからキンメには気体が無い!
正解!さすが!!

キンメの身体は気圧の変化でも影響を受けにくい
液体で満たされているからさ!
その為、急激な圧力の変化を受けても
体積が急に膨張することは無いってワケ!

そこからヒントを得たのかどうか分からないけど
映画「海猿」で登場したのが
5,000㍍防水のこの腕時計

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キンメと同じ構造
ケースの中はシリコンオイル(液体)が充満
だから、激しい気圧の変化でも、壊れることはない!

でも、安心してはいけない!
装着している「人」の身体は
気体が詰まっているので、壊れちゃう!!

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