2017年6月30日 (金)

「つくし」

なんじゃ!こりゃ!箱には「ツクシ」って書いてあるぞ。



フタを開けると、ほら!こんな魚!



見ても「わからへん!」
変な口、尖った鼻先!!ザラザラなウロコ!







ひも状のシッポの形から、こりゃ!きっと深海魚だナ。

深海魚で、地方名があって、食用にしているってことは
間違いなく「旨い」ってことだぜ!

なぜかって?
以前にも説明したけど、もう一回言うね!

魚が水中で浮いていられるのは浮き袋があるから。
血液中の酸素や二酸化炭素を浮き袋の中に出して膨らませ、
浮いたり沈んだり、平行を保ったりしてる。

で、水中には「水圧」っていうのがあって10m深くなるごとに
1気圧づつ加算されていく。
だから水深10mだと、地上の1気圧に加え、水圧1気圧で、2気圧。
体重の二倍の圧力が加わるワケだ。ってことは、400㍍潜れば41気圧。
なんと、体重の41倍の圧力がかかる。

何となく、思い出してきたかな?…

だから、深海魚には、深さに応じた水圧がかかる。
浮き袋の「気体」は水圧に比例して圧縮され
深くなるほど浮力の意味をなさなくなる。
だから水よりも軽く、圧力の影響を受けにくいモノで
代用しなきゃいけない!

ってことで「液体」を使ってる。
体内にある液体。そう「脂」か「アンモニア」!!


もう、わかるだろ!
深海魚は、脂があって美味しいか、
アンモニアが含まれて臭い、の「二択」
となれば、名前が知られていて、昔から食用ってことは
脂があって「旨い」ってことになるワケさ!

なんか、「風が吹くと、桶屋が儲かる」のような連想ゲームだな。
そうだった。オッケー!もう忘れないよ!

話をもどそう!今日の話はここから。
「ツクシ」… ちょっと検索してみようか…
岩手県宮古市での呼び名。標準和名は「オニヒゲ」とある。


岩手県宮古漁協が出身地ってことは 2そう曳きの深海底引き
こんな感じの漁で獲れた魚だな。



なるほどね。

これと似た魚、地元でも見たことあるゾ。
あ、思い出した。沖合底引き「深海さん」のある、蒲郡だ。
地元の呼び名は「テンピ」






標準和名は、たしか、「トウジン」だったよな!

そん時の画像がこれ!
そう!これこれ!
ってことは「トウジン」のことを「オニヒゲ」って言うんかいな??

何言ってんだ!標準和名が2つあるワケない!
別種だよ!!別種!
トウジン・オニヒゲ・ヤリヒゲ
ぜ~んぶ、違う。別の魚!
タラ目ソコダラ科トウジン属の魚。
トウジン3兄弟ってとこだな。



え~!!そっくりジャン!
見分けつかないぞ!!
だね!


トウジンは「アゴ」の部分にも、トゲトゲのウロコ
「オニヒゲ」の「あご」にはウロコなし
そこが識別ポイント。
でも、今日のお勉強は、「そこ」じゃない!


深海魚で昔から食べられている魚は「旨い」ってこと。
トウジンもオニヒゲも
「見た目」と「味」は別物!
深海魚フリークは、「美味しさ・ファースト」
見た目より「旨さ」優先!

そう。そこ!
そこに気づけば、今日のところはオッケー!!だな。

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