2017年6月12日 (月)

「実はな…」

実は「マグロ」っていう名前の魚は存在しない。
一般には、市場で取り扱われている
クロマグロ、
ミナミマグロ、
メバチマグロ、
キハダマグロ、
ビンチョウマグロ
それに、コシナガマグロ
の、6種類の「総称」を「マグロ」という。

で、ここ(名古屋の水産市場)では
ミナミマグロは「インド」
メバチマグロは「バチ」
キハダマグロは「キハダ」
ビンチョウマグロは「ビンチョウ」
と呼んで、「マグロ」と言えば「クロマグロ」ことを指す。
一種の、ローカル版・業界用語っちゅー感じ。

欧米では、これ6種類にカツオの仲間を加えて、
「ツナ」と呼んで、区別していない。

セリ場で発見!「コシナガマグロ」



「コシナガ」って言った方が分かり易いかな。



体長1㍍と、ちょっとマニアックな「小さなマグロ」の仲間
小さいが故に、その取扱いは、「太物」=マグロ専門ではなく
一般大衆魚に含まれる。
だから、「太物」=「マグロ」ってイメージは薄い。

脂がのってくる旬は「秋冬」
だから、この時期=春・夏は、脂も薄く、あっさりとした味わいで、
流通している物の多くは50㌢位の幼魚。
白っぽい身色が特徴で、その身色ゆえに、お値打ちな価格になっている。

マグロと言えば「赤身」って言うぐらいで、
一般的に「赤い身色」が良いって、イメージだよな。
白い身色じゃダメなわけ?
ダメじゃないけど
赤身のイメージからは外れるね。
でも、回転寿司で「トロビンチョウ」っていう
「白い身色」をした物もあるからね。

なるほど!

色が白くて、マグロ系の身質ってことなら
他に、何か思い出さないか?

え?
思い出さないって…?
そんなこと急に言われたって…
じゃあ、これ!
「ツナ缶」



ってことで
問題!
ツナ缶の原料って何だ?

「白い身」の「マグロ」ってこと?
正解!

でも、その名前と、商品名には、一定の法則があるよ
お店に行ったら、確かめてみようぜ!

例えば、はごろも缶詰なら、商品名は「シーチキン」
シーチキンと言えば、ホワイト・ミートの「ビンチョウマグロ」
シーチキンLと言えば、ライトミートってことで「キハダマグロ」
シーチキン・マイルドと言えば、マイルド・ライトミートってことで「カツオ」
なんてね。
はごろも缶詰以外では、「シーチキン」って名前は使えない。

おっと、海外のメーカーで、原材料「コシナガ」って言うのを見つけたぞ



原材料、脂の種類、ブロック、フレーク…
たかが、ツナ缶でも、すげ~種類があるもんだナ。

好みに合わせて選ぶ楽しさ!
だから魚っておもしろい!!

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