2017年6月10日 (土)

「カマス」

やっぱり遅れているな!
本来なら3月〜4月が、出回り時期ってイメージの「カマス」
この時期に多く入荷している。
ほいっ!「カマス」っちゃあ、こんな魚。
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本来、南方系の魚だぜ。
水産市場では、西日本に主産地があるって教える
で、今年は、大分からの入荷が多い。
スズキ目カマス科。

市場で扱うカマスは、大きく分けて2種類
春が旬の「アカカマス」と、秋が旬で、小型の「クロカマス」。
で、今日紹介するのは「アカカマス」の方。

旨みが強い、すなわち「味」のある魚だよ。
塩を一振りして、少し休ませれば、水分が抜け、旨みは凝縮する。
食感も、食パンのようなふっくら感から、
パイ生地のようなサクサク感に変身する。これが旨い。

細長い魚なので、開いた干物のイメージが強いけど
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焼き物、揚げ物、ソテーでも結構いける!

肉食だから、尖ったこんな「歯」を持っている
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大きく口を開けると
「魚」って言うより、こりゃ「ヘビ」だな!
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「大きく口を開ける」…?!
おっと、いい所に気が付いたね!

じゃあ、ちょっとだけお勉強。
「カマス」の語源は「叺(かます)」のように口が大きいから。

ってことで、「叺」(かます)ってこんなもの。
「藁蓆」(わらむしろ)を二つ折りにして作った、大きな袋のこと

あつ、「藁(わら)」も「蓆(むしろ)」も分からないって?
おっと!そこからか…。
「藁(わら)」って
お米の「イネ」や麦なんかの「茎」を干したもののことだよ。
こんな感じ。
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「麦わら帽子」の「わら」って言えば分かるかナ
「溺れる者は、ワラをもつかむ」なんてことわざもあるから
生活に密着してたんだろうね。

で、「むしろ」って言うのは、
「わら」などの植物の茎を編んで作った「敷物」のこと
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たとえ話に「針のむしろ」なんて言うじゃん!
痛そうだね。

で、その「むしろ」を二つ折りにして、両端を止めて作った大きな袋
それが「叺(かます)」って言うんだよ。
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昔は、農作物や、肥料など、いろんなものを入れるのに使ったんだね

その、袋の「大きく口を開ける」ようすに、似てるからって
「カマス」って名前

だから、こんな感じ!

なるほど!!

じゃあ、「ぶちかます」の「かます」は?一発かますの「かます」は?
おっと、「なぜなぜ怪獣」を起こしちまったか?

「ぶちかます」…相手に衝撃を与えること
お相撲さんが良く使う言葉だね。
一発かますの「かます」はハッタリをかます。屁をかます。
「言う、する」の、粗雑な言い回し。
ちょっと、乱暴な言葉だね。

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