2017年6月 6日 (火)

「尚武祭」(しょうぶさい)

昨日は年に一度の「熱田まつり」
この辺じゃぁ「尚武祭(しょうぶさい)」って呼んでいる



かつては、この地域では、学校は昼あがり、
仕事も休みになる、力の入れようで、盛大なお祭りだった。
朝も早くから「ド~ン。ドーン」「祭りだよ~」って花火が音を立て
熱田神宮へ続く参道には、多くの露店が並んだ。



ここ、水産市場でも、サッサと仕事を片付け、
夕方からの祭りの本番にソワソワしたものだった。


熱田神宮と言えば、ここ、水産市場のご近所さん。
同じ区内に「拠点」を構える魚屋さんも多く
担当者は、夕方から「御呼ばれ」にあずかり、お得意様を「はしご」したものだ。
当時を知る「女将さん」に聞いてみな!
「尚武祭には「大盤振る舞い」の準備が、そりゃあ、たいへんだった!
尚武祭が終わると、一年が終わった気分だったよ。」
なんて、魚屋が「良かったころ」の思い出話しを聞けるハズだぜ。

「尚武祭のころは、イサキが旬を迎えて脂ののりが最高」
品質は最高だが、連日・連日、水揚げが続くので、底値になっちゃう。
それが、ちょうど「尚武祭」って言うのがパターンだった。

そう言えば、祭りには「女将さん」手作りの「イサキの煮つけ」を
喰わせてもらったっけな。
ジューシーでふっくら。むっちゃ!美味かったことが、今でも忘れられない。



そんな「お婆ちゃん」も、亡くなって何年になるんだろう?


そんな思い出深い「イサキ」も他の魚同様
今年は、遅れている。
っていっても、無かったわけじゃなく、脂ののりが遅れていたってこと。

「尚武祭」だっていうのに、三重県のイサキが、やっと太りだした。
って言うのは、担当者。



三重県物も脂がのり始めたってことは、もう「ひと潮」=2週間もすれば、
どの産地のイサキもピークを迎えるってことかな。

イサキなど「磯魚」は、尾頭付きの「焼き物」「煮物」が旨い
骨から最高の「出汁」が出るからさ。
もちろん、刺身も味わい深いけどね…






今流行は、アクアパッツア、アヒージョ、トマトパッツア…
おしゃれな響きの料理だナぁ~
もっと単純に、旬のピークなら、
酒とお湯と塩だけの「湯煮」もいける!ぜ
「尚武祭」・「イサキの煮つけ」たったこれだけの言葉で
若いころの自分にタイムトラベルできちゃう。

「特別な行事」と「魚料理」
この組み合わせって、不思議だな~。

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