2017年7月31日 (月)

「夏休み」

子供は「夏休み」
学校は休みで、普段と違って、給食は無い。
ってことは、子供たちに「お昼」を用意しないといけない。
「作るか」、「買う」かは別にして
結果的にお母さんは、「朝・昼・晩」と食事の準備が必要になる

家計の消費支出に占める飲食費の割合
すなわち「エンゲル係数」が一時的に上昇する時期だな。

「エンゲル係数」って言えば、
1953年は48.5%だった。すなわち稼ぎの半分ちかくは食費だった。
以来、日本人の暮らしは、どんどん豊かになってエンゲル係数は毎年下がって行っ
た。
1992年に25%を割ってかも、どんどん下がり続け、
2013年まで10年以上、22%~23%と低い水準だった。





ところが、ところが!!
なぜか、2014年から上昇に転じ、昨年2016年は25.8%まで上がっちまった!
いろんな意味で、異常気象の影響による食材の値上げが、
賃金の値上げ幅より大きい事が、大きな理由と言われているけど、
食事を作らず、買って食べる割合が増えたってことも言えるんだぜ!
ま、どの家庭でも「プチ・贅沢」する比率が増えたんだな…。きっと。

ってことで、ここからが今日のお話。
水産市場では、夏休みに入ると、
「夏枯れ」現象に、土用波の影響が重なって、入荷量が減る。
で、土用が終われば、「立秋」お盆がやって来る。お盆になれば、家族は集まる。

あ、「夏枯れ」って意味は、
※植物が、夏の暑さのために生気を失うこと。
※ 夏、特に商店・劇場・料亭などが、客足が減って不景気になること。
水産市場での意味は、夏に水産物の入荷が減ること。
早い話、海面の温度が上昇すると、魚は深く潜る
すなわち、獲りにくくなる。
それにもまして、しゃへい物の無い大海原の炎天下で
漁をする漁師は、そりゃあ大変だぜ!
だから、真昼間の漁はなるべく避けたいワケさ。
昼の漁が減る。必然的に、水揚げ量が減るってこと。

「土用波」は、「土用の丑」の時に勉強したよね。
土用の期間には台風によるうねり、波の影響を受けやすいってことだったよね。

で、エンゲル係数の話。
自分で作るより、できたものを買う&外食の傾向が強くなるってことは、
魚の鮮度や旬の「目利き」&「調理方法」より
価格や、好みの「味付け」&「ブランド」などを優先する人が増えてきたってことだ
な…。

夏休み。土用が終われば、「立秋」お盆がやって来る。お盆には家族が集まる。

水産物に限って言えば、「目利き」や「料理&味付け」のほかに
もっと大事なことがある!!
それは、食材にまつわる「逸話」「物語」「地域に伝わる伝説」!!!
夏休みで、子供と接する時間が多くなる今こそ、伝えて欲しい!
地域に根付いた、「伝説」「お話」「ものがたり」…
食事は「エサ」じゃない!
ただ喰うだけじゃない!!
食べる事は「楽しく」「意味のある」ことだ!!

なっ!
日本の、おじいちゃん、おばあちゃん!出番です!
「地域版、日本昔話」大歓迎!!
子供に話すチャンスです!
日本には、地域には、食べ物にまつわる物語がある。
子供と話そう!話して聞かそう!!


「今すぐ」効果は出ないけど、
30年後に、あなたの笑顔と一緒に、必ず思いだす。
だから、話そう!
あなたの言葉で話すことが、何より大事!!
「エンゲル係数」では測れない、とても大事なこと!
それが、食生活を豊かにする!
なんてね!

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