2017年7月14日 (金)

 「ガ二」

ワタリガニ(渡り蟹)
海の中を渡り歩くように泳ぐから、そう呼ばれる!

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図鑑で調べる時は、標準和名の「ガザミ」
一説によれば、その強靭な「ハサミ」から
「カニ・ハサミ」→「ガザミ」って呼ばれるようになった。

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なぜか、オス、メスで旬が違う
オスはこんな時期。
メスは内子を持っている寒い時期。

地元の漁師は、濁点をつけて「ガ二」と呼んでいる

水産市場に流通する時は、ハサミで「悪さ」ができないよう
輪ゴムで押さえてある

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一昔前なら、はさめないようにハサミの一方を切り落としたものだ。
切り取るだけなので、簡単な作業で済むが、傷つく事で、カニが弱る
弱れば、商品価値が下がるってことで、輪ゴムを使用することになったワケ。

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これで、お客様も、手を挟まれることなく、安全に吟味できる

輪ゴムには、さらに、もう一つ、利点があった。
ハサミだけでなく、足まで固定するので
カニが動き回れない為、運動による「身痩せ」が少なくて済む
甲殻類って、一日の大半を食べる事に使っているんだって
だから、漁獲された瞬間から、エサを食べなくなるので
痩せ始める。動けば動くほど、痩せるってわけだナ。

足より、甲羅の中の身を食べるワタリガニ
一番後方の足(オール状になっている)の付け根の肉が大きい。
これに「かぶりつく」時が、一番の醍醐味だよ!

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「挟まれない」&「身痩せしない」
一石二鳥の「優れ業」だが、出荷者はさぞ、めんどうな作業な事だろうョ!!
漁獲直後で、元気イッパイな時に
ハサミを封じるように輪ゴムをかけるワケだからね

でもって、カニの料理方法

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何と言っても、塩ゆでが一番!
不思議なことに、食べ始めると、なぜかみんな無口になる。
そんなワタリガニは、今年も、宮城県からの入荷が多い

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