2017年8月 3日 (木)

「クロメ」

夏休みになって、市場見学者も増えてきた
今日は、調理専門学校 高等部15名
先生数名が引率するが
市場に集合、市場で解散!
早朝4時の集合には、親の協力が要るぞ〜って
今日は、親も早起きしたわけだ…

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市場を見学した、未来の調理人は何を感じたのかな…?
この魚の名前って…?

名古屋で「クロメ」
図鑑に載ってる名前は「メジナ」
釣り人は「グレ」って呼ぶこともあるよ
どちらかと言えば、冬場の魚だよ!!

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へ〜!
冬の魚がなぜ今頃入荷するんですか?ってか?
そりゃ、全く皆無ってことはないでしょ。
旬が冬の魚だからと言って、海にいないわけじゃないからさ。
少量の入荷くらいはあるぜ。
じゃあ、どうして夏場は入荷が少ないんですか?
今度は、そうくるか?
「クロメ」はね、秋口から冬場にむかって脂がのり
太ってくるんだ。当然美味しくなる。旬ってヤツだよ。
だけど夏場は、エサの関係なのか、磯臭い。
だからちょっとね…っていうのが一般的な意見。
ひとつ間違うとクレームになっちまうからさ。
クレームは嫌だから夏場は扱わないところが多いわけだ。
だから、入荷も減るってワケ。
ふ〜ん。なるほどネ!!ってことで、一件落着。

どーでもいいような会話だけど
深読みできるかな?

実は、その「磯臭い」魚を「こよなく愛する」ファンもいる
「たで食う虫も好き好き」ってヤツだな!

要は、販売する「魚屋」が
「磯臭い」を承知しているかどうか?
でもって、その情報をお客様にちゃんと「伝えているか」が大事!!

知らない人に販売すると、クレームに発展
好きな人に販売すれば、感謝される
クセの強いものは、両極端の結果を生むわけだ。

言ってみれば。「ありがとう」と「クレーム」は
隣り合わせってことだ!

俺たちはプロの魚屋だからね。
商品特性を知って、お客様に端的に説明する必要があるぞ。
魚ってもともと「説明商品」だからさ。
メリット、デメリットを説明しながら販売するのが基本。
店に置いとくだけじゃ売れないぜ!

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だって「魚売り場」だろ!販売しなきゃ!
ショーケースに並べておくだけじゃダメだぜ!
「魚置き場」じゃないんだからサ。

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