2017年8月12日 (土)

「赤潮」

日本の「お盆休み」には特別の意味がある。
先祖の精霊が帰ってくる「お盆」は仏教の考えに由来し、
日本の多くの家庭には仏壇があるからだ。

その傾向は漁師町では顕著。仕事を休んでお盆に備える。
ってことは、天然魚の流通は極端に減る。

ところが、お盆休み、消費地では
長い休暇を、家族単位で過ごす傾向があり
大きな、需要が生まれる。

そんなギャップに対応できるのが
「冷凍魚」&「養殖魚」

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ってことで、ちょっとだけお勉強。
食品を冷凍保存する考え方は、1920年代が始まり。
1957年南極観測船「宗谷」に70種類20�鼎領篥猊覆�
越冬用食料として積み込まれ注目された。

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で、家庭用冷蔵庫にフリーザーを付けた商品は
1961年から発売され、「冷凍品」が一般に普及。

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すなわち、昭和30年代後半にかけて爆発的に普及した。

一方、養殖魚は1920年代が始まり。
昭和30年代後半にかけて、爆発的に増えた。

ってことは、どっちも昭和30年代後半。「冷凍」も「養殖」も
同級生、同期、「タメ」みたいなもんだナ。

おっと、「タメ」ってわかんないよな?!
「タメ口」っていうだろ!
敬語を使わず、対等に話すことだぜ。
この言葉も、もともとはギャンブラーがサイコロの目が同じとき、
すなわち、「ぞろ目」の事をそう呼んでいた。
それを、やっぱ、昭和30年代後半の
「やんちゃな若者」(「不良」ともいうナ)、が
「五分五分」の時を「タメ」って言うようになったんだ。
「隠語」ってヤツだぜ。ま、一種の業界用語だ。
以来、対等、同じ年、同年なんて使われ方をする。

「冷凍」と「養殖」は「タメ」 
すなわち「昭和30年代後半トリオ」って覚えておくと良いね


で、ここからが今日の話。

お盆休みには、伝統が少なく、お盆休みにも影響が薄い養殖魚は大活躍。
もちろん冷凍品も大活躍だけど、
「鮮魚」に最も求められる「鮮度」を前面に出せるのは
「養殖魚」の方だからね!

養殖マダイは大活躍で、今まさに出荷のピーク。
回転寿司などでは欠かせない存在だ。
でも、一大産地の愛媛県、宇和海沿岸では、
赤潮が発生した地域もあって担当者は、集荷に難儀している。
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サイズや、数量、到着日指定などを、交通状態に合わせてセットし
細かい注文に応えるのが水産市場の担当者の仕事だからね。

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お盆期間中、養殖マダイ愛媛県産を食べたら、
水産市場の担当者、頑張ったんだなって、ちょっとだけ思ってね!
休日を返上、即応力を駆使して集荷した結果だから!さ。

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