2017年9月 7日 (木)

「ミステリー」

魚には「耳石」と呼ばれる「石」」がある!
炭酸カルシウムでできていて、身体の平衡バランスを保つ働きがある。
頭の骨の中に左右1対以上あるのが一般的だ。

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で、おもしろい事に、魚の種類ごとに形が違う。
ってことは、耳石を見れば、魚の「種」が分かる。

もちろん、頭の骨の中から発見しやすい「耳石」もあれば、
見つけるのに苦労する「耳石」もある

そうそう、「イシモチ」って魚がいるだろ?!
あの魚の由来は、そう、「石」を持っているから「イシモチ」
すなわち「耳石」

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もう分かるよね!
「耳石」が大きく、発見しやすい魚。ってこと。

で、その「耳石」をコレクションしている
「耳石ハンター」が増殖中なう。

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先日、「蒲郡地魚普及委員会」が主催、
地元三谷水産高校で開催されたセミナーでは
数種類の蒲郡の地魚を調理して美味しく食べたあと
耳石を取り出してコレクションしようと言う企画。

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愛知県蒲郡は、水産物のメッカ!
平均水深9㍍の三河湾。19㍍の伊勢湾。
さらに、水深200㍍以上の深海の漁場を合わせ持つ水産基地がある。
すなわち、沿岸魚から深海魚までが同時に手に入る。
「耳石ハンター」とすれば、色々な魚種の「実物」に出合える街。
「ポケモンマスター」がポケモンゲットの聖地を探すように
蒲郡を訪れる「耳石ハンター」の親子がいる。

で、「耳石」ってそのサイズや強度によって
簡単に見つけられるものから、なかなか見つけられないモノまで
魚種によって、発見難易度が違う。

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この日も、参加者全員、マイワシの耳石を発見できなかった。
マイワシの耳石はもろく、見つけるのが難しいからだ。

よ~し!!魚屋さんへ行こう!!
「またイワシを食べて、耳石ゲットに挑戦するぞ!」って
ん~!!こんな言葉を聞くとうれしくなっちゃうって
やっぱ、俺って、魚屋の血が流れているんかな~!!

で、ここからが今日のお話。
福島県の1,600万年前の貝塚を調査している大江先生からの連絡によると
貝殻に混ざって、ハゼの仲間の耳石、
さらにニベ科の耳石が主となって出土している。
ところが、このニベ科の魚
通称「スポット」と呼ばれる35㌢ほどの魚なんだけど

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現在はメキシコ湾沿岸にしか生息していない。

え~??
メキシコ湾ちゃあ、大西洋つーか?、カリブ海つーか?。
北太平洋なら、海続きだからまだ理解できるけど…
メキシコ湾って…

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これって、地質学でも、考古学でも、古生物学でも超・ミステリーな話
全国の「耳石ハンター」諸君!
大江先生のあとに続け!!
ミステリーを解明するぞ!!

って、教えてあげて!
子供の夢、冒険心を掻き立てる話だろ!

※画像の一部はネットからの引用。 イメージです

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